エレコム ワイヤレス静音設計キーボード TK-FDM115SKMBK(マウスセット)を買いました。(2024年4月 Amazonで2,200円)⬇️
2024年1月にミニPCを買い、せっかくの小さいPCなので、すっきり静かに使えればと思い、以下の条件でキーボードを選んでみました。
①ワイヤレス(2.4GHz)
②ミュートやボリューム調節等ができるホットキー付
③静音
TK-FDM115SKMBKのサイズと価格
いわゆる、テンキーレスの 80%キーボードです。
サイズは、幅361.6mm×奥行139.8mm×高さ26.3mm(スタンド含まず)・34.8mm(スタンド時)
質量 約350g
同じエレコムの、とっても普通のテンキーレスキーボードTK-FDM105TXBKと比べると、当然ほとんど同じ大きさです。(下がこの記事の TK-FDM115SKMBK)⬇️
65%サイズといえるサンワサプライ SKB-KG3WN2と比べると、やや大きいですね。(SKB-KG3WN2 のキートップ 3か所には黒い滑り止めを張り付けています)⬇️
価格は Amazonで 2,200円でした(2024年4月)
TK-FDM115SKMBKの特徴
特徴は、冒頭にも書きましたが、①ワイヤレスで、②ボリューム調節等ができるホットキーが別にあり、③静音設計というところです。
メーカーはその他にも特徴をあげていますが、私としては上記の3点が良いと思い買ってみました。
① に関して。このモデルは2.4GHzのWi-Fi無線接続です。
Bluetooth接続のモデルもあり、そちらはスマホのキーボードとしても使えます。(Bluetoothが使う周波数も実際は 2.4GHzなんですが)
② に関して。私はデスクトップPCで、TV視聴・録画ソフトや動画配信などをよく使っています。そこで、キーボードからワンタッチで音量の調節やミュートなどができると便利だと思っていました。(赤枠がホットキー) ⬇️
③ に関して。完全な個室でも無い限り、家庭やオフィスで使う分にはキーボードは静かに越したことはありません。
マウスの付属しない、TK-FDM115SKTBK というモデルもあります。
私はマウスはいらないので、こちらでもよかったのですが、Amazonではなぜかマウスが付属する TK-FDM115SKMBK の方が安かったのでこちらにしました。
(2024年4月に、この記事で取り上げているマウスとセットの TK-FDM115SKMBK を 2,200円で購入。マウスの付属しないモデルの TK-FDM115SKTBK は 2,679円。なんで? 😮)
付属のマウスは、ブラウザの「戻る」「進む」操作ができる 5ボタンタイプで、その点はとても良いと思います。また、カチカチいわない「静音マウス」でもあります。
このマウス、サイズは小さめ、軽くて高級感は全くありません。意外と手前側の高さがあります。私は嫌いではないですが、人によって好き嫌いはあるかもしれません。⬇️
でも、一番のポイントは、キーボードとマウスが 1つの 2.4GHzワイヤレスレシーバーで使えるという事でしょう。
USBポートを1つしか消費しないというのは、地味に便利です。
(私は、マウスはホイールが慣性的に動いて高速スクロール可能な Logicool のM705 をずっと使っているので、この付属マウスはとりあえず使いませんが)
TK-FDM115SKMBKの打鍵感
同じエレコムの製品で他に「薄型」というタイプもあるので、このキーボードはそれほどではないかと思っていたのですが、予想以上に薄型でした。
キーストロークは 2mmしかありません。⬇️
以前紹介した、「ビット・トレード・ワン BFKB92UP2」(写真右側)(こちらは深めのストローク)と比較してみます。⬇️
かなり違いますね。
この記事を書くために調べていてわかったのですが、「薄型」をうたっている同社の他のキーボードの方が、ストロークは 2.5mmで、かえって深いという事がわかりました。
キーピッチは、通常のキーボードと同じく 19mmあるので、キーが小さくて打ちづらいという事はありません。
また、打鍵感は決して「軽く」はなく、人によっては「重い」と感じるかもしれません。
実際には「重い」というよりは、キーの中心ではなく「周辺部分」を押したときにキーが軽く下がらずに、力を入れて押し下げる必要があるために「重い」と感じるのだと思います。特に「Enter キー」などの大きいキーではそれが顕著になり、端っこを押してしまうと入力できない時があります。
これは、キーストロークの浅いメンブレンキーボードの構造的な問題なのかもしれませんが。
また、「静音」をうたうだけあり、音はとても静かです。「カチャカチャ」音は全くしませんし、重めのメンブレンキーボードによくある「ドスドス」という音もしません。
また、ノートパソコンなどのパンタグラフ方式でよくある「パチパチ」という音もしません。
しいて言うなら「コツコツ」という小さめの音がするだけです。
私がこれまで使ってみたキーボードの中ではもっとも静かだと思います。
Amazonなどの商品ページに「キータッチ音比較」の動画があるので音の比較ができます。計測値も 40~50dBで、かなり静かなことがわかります。
私の打鍵感の印象としては、「静かだが、それほど打鍵感は良くない」という感じです。
ストロークが浅いので、つい底まで叩いてしまいます。特に小指の先などに少し衝撃があり違和感が残ります。まあ慣れで解決することかもしれませんが。
全然ダメというわけではないですし、ノートパソコンとかのキーストロークで気にならない方ならば、違和感はないかもしれません。
TK-FDM115SKMBKが向いているのは?
パッケージには、眠っている赤ちゃんの写真があります。
このキーボードの一番の特徴は「静音」である事だと思います。
リモートワークなどで自宅で作業をする場合などには、かなり向いていると言えるでしょう。
また、私のようにミニPCを買ったとしたら、USBコネクタの数が限られている場合も多いので、1つのレシーバーでキーボードとマウスの両方が使えるという点が、このセット商品を選ぶ動機のひとつになる方もいるかもしれません。
まとめ
今回このキーボードを買った理由として、ワイヤレスであり、ボリューム調節のできるホットキーが使えるという点がありました。
そこに関しては全く不満は無く、とても使いやすいです。
また、音はとても静かで、ほとんど気になりません。
問題は、打鍵感ですね。
今も、TK-FDM115SKMBKを使って書いています。打鍵感は決して良いとは言えないですが、ダメというほどではないです。
これまでキーストロークの深いキーボードばかりを使ってきたので、とくに違和感があるのかもしれません。
一日中これを使って文章を書き続けろと言われたら、それは嫌だなと思いますが、数日に1回ブログの記事を書く程度という、今の使用頻度であればそのうち慣れてくるかなという気もします。
もう少し使ってみて、「便利さ・静かさ」をとるか、「打鍵感」をとるかを決めていこうかなと思っているところです。
⬇️この記事の商品(マウスとのセット)
⬇️キーボードのみ
⬇️Bluetooth接続のモデル