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前回の「黄斑変性 治療3」で薬剤は3種類あると書きましたが、今は5種類あるようです。
ルセンティス、アイリーア、ベオビュ以外に、バビースモ、ラニビズマブBSという名前です。知らないのも当然で、ごく最近の2022年、2023年に認可されたもののようです。
それぞれ少しずつ違って特徴もあるようですが、こちらは医者ではないので詳しくは知らないし書けませんが。治療の時にはドクターが適切なものを選んでくれるでしょう。
前に治療費が結構な金額だと書きましたが、70歳未満の人の話でした。70歳以上で2割負担の人なら18,000円ですね。もうこれは薬剤の値段というより、医療費制度の話になってくるのでそれぞれで調べてみてください。
この下には、また注射の事を書くので、苦手な人は注意!!
治療は、眼の硝子体(ガラス体)の中に薬液を直接注射するので、眼の中に屈折率の違う液体が入ってくることになり、液体が入ってくるのがはっきり見えます。
初めての時には「そうかー、眼なんだから見えて当たり前だよな~」と思いつつ、キラキラと輝く様子はある意味キレイで、ビビりながらもちょっと感動しました。
4回目だか5回目だったか忘れましたが、あるとき注射の後に、黒い縁取りのはっきりした小さな円形のものがいくつか見えたことがありました。下を向いたりすると、こいつは動きます。
最初は何かと思ったのですが、すぐに「あぁ、これは気泡だな」と気づきました。学生時代に顕微鏡を覗いたことある人は、プレパラートの中に黒くはっきりした気泡を見たことがありませんか?あの気泡そのものでした。
空気の気泡だということはわかったのですが、果たしてそれが眼に入ったことが大丈夫なのかやや不安でしたが、翌日の検診で「よくあることで心配無用。すぐに消える」とドクターから聞き安心したものでした。実際1日くらいで気泡は吸収されて消えました。
その後も数回に1回は気泡が入ることがありますが、もう何も心配していません。
*この記事のイラストは、Bing Image Creator の AI によって作成されました