「インテル入ってる」で有名な、半導体大手のIntelですが、ここのところ悪いニュースが続いていますね。
8月1日に、業績の悪化と1万5000人の人員削減を発表すると、その翌日の米株式市場で株価が前日終値に比べ約26%下落したということ。
また、少し前には第13世代および第14世代の "Core CPU"(デスクトップ版)に問題があることを認め、それも大きな話題になっています。
それぞれ単独というよりは、複合した問題なのでしょうが、ちょっと良くない流れですね。米株式市場では、半導体株全体が下落して、ハイテク株全体に売りが入っているようです。
絶好調だったエヌビディアなども下がっていますしね。
私も、NISAを使って投資信託で米国株式(S&P500)などを買っていますが、ここのところかなり下落傾向です。
まあ、長い目で見れば必ず上がっていくという考えで投資信託はやっているので、焦ってすぐにどうこうする気は全くないですが・・・🤔
★★★
ちょっと調べたので、CPUの件をもう少し詳しく。
インテルが問題があることを認めたのは、第13世代および第14世代の "Core CPU"(デスクトップ版)です。
ざっくり型番で言えば、
Core i5 13400 ~ Core i9 13900KS
Core i5 14400 ~ Core i9 14900KS
あたりのようです。(間違ったことを書くとまずいので、これ以上細かくは書きませんが)
この第13世代および第14世代のCPUを搭載したPCというのは、ここ数年に発売されている機種に限られます。2022年より前に発売のPCならば関係ないと思います。
ノートPCやミニPCに使われる、モバイル版(数字の後に、HX, H, P, U等が付く)
(例:Core i5 14500HX, Core i7 13620H 等)は問題ないとインテルは言っているようですが、一部のユーザーからは異論も出ているそうです。
CPU不具合の原因は、CPUのマイクロコードに問題があり、電圧の過剰な上昇が起こりCPUが不安定になるということです。インテルはマイクロコードの修正を行うためのパッチを提供することを発表しています。
ただ、この過剰な電圧がかかってしまうと、CPUに不可逆的な損傷を起こすこともあるということがより大きな問題になっています。
不可逆的ってことは、つまりCPUが壊れてしまうということですから・・・😣
8月2日には、インテルがCPUの交換・保証延長を発表したとの情報もあります⬇️
何にしろ、これらのCPUを積んだPCを、今買うのは賢明とは言えませんね。
残念ながら該当してしまった方は、情報収集をしつつ、BTOショップやPCメーカーに問い合わせをした方が良さそうです。