サバのトランク

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「三体」中国テンセント版ドラマが Amazon prime videoに

劉慈欣氏のベストセラーSF小説三体」ですが、

2024年7月1日より、中国テンセント版のドラマ「三体」Amazon prime videoでも見ることができるようになっています。

 

2023年1月より中国で放送され、同年10月より WOWOWにて日本初放送・配信されました。その後、

WOWOWオンデマンド、バンダイチャンネル、Hulu、FOD、auスマートパスプレミアム、TELASA、J:COMオンデマンド、milplus、U-NEXT

で配信されていました。(2024年4月現在)
(2024年7月のチェックはしていません)

 

Amazon prime video なら、上記の配信チャンネルに入っていなくても、視聴可能な方が多くなるのではないでしょうか。(私も以前、一時的にTELASAに入会して見ました)

 

この、「三体」中国テンセント版ドラマについては、見終わったときに記事を書きました。⬇️

savatrunk.com

 

約45分 × 30話 と結構なボリュームです。

内容は、忠実に小説「三体」の1冊目の内容です。ⅡやⅢの内容は全く含まれていません

 

実写版ドラマとしては、Netflixも2024年3月に公開されて話題となりました。⬇️

savatrunk.com

 

こちらは、「三体Ⅱ」「三体Ⅲ」の内容も含み、いきなり舞台がイギリスに飛ぶなど、かなり大幅なアレンジがされています。(著者の劉慈欣氏も了承済みとのことですが)

 

両方のドラマを見ましたが、私としては今回紹介している中国テンセント版の方が断然好みです😊

30話もあって冗長だという意見もありますが、「三体」1冊目の内容をとても忠実にトレースしていて好感が持てます。

例えば、「史強」刑事は原作通り「黒いフォルクスワーゲンサンタナ」(車種)で登場します。

また、北京の街並みや、雪の吹きすさぶ「大興安嶺」山中や「紅岸基地」の様子など、本だけではわからなかった部分が中国ロケで映像化されているので、非常にイメージがつかみやすくなっています。

カタカナのフリガナで読むしかなかった人名などが、当然ですが中国語で発音されるのも良かったですね。

文化大革命」の描写が弱いという部分は、ちょっと残念な点だと思います。これについてはNetflixの方が良いです(絵的にはエグいですが)。

 

好みはさておき、見ることが可能になった方が一気に増えたと思われる、今回の Amazon prime video での公開です。

「読んでから見るか、 見てから読むか」ですね😄

小説を読んだ方には見て欲しいなと思いますし(よく原作が映像化されてガッカリすることがありますが、この作品についてはそれは無いと思います)、

SFがあまり得意ではなく、小説を読むのをためらっていた方はこの中国テンセント版ドラマを先に見るのが良いかなと思います。

お勧めします! 😃

 

★ 公式サイトには、「登場人物の相関図」や「予告編動画」などがあります⬇️

asiall.jp

予告編動画(公式サイトより)⬇️

www.youtube.com

 

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