これまで2016年に買ったPCをメインで使っていました。
もう8年も経ってしまいましたが、当時かなり良いスペックのものを買っていたので、まだまだ壊れるまで使おうかと思っていました。
ところがこのPCは、CPUが intel Core i7-6700K であるために Windows11にアップデートできません。(この件がわかったときはショックでしたね 😔)
Windows10のサポート期限も、2025年10月14日とじわじわと迫っており、いつかは買い替える必要があります。
最近このブログでWindows関係の記事を書いたりしていると、さすがにWindows11環境が無いのは辛いものがあり、以前の記事でも少し書いた通り、新しいPCを買うことにしました。
買ったのは最近はやりのミニPC MINISFORUM UM773 Lite です。
スペック
・新PCのスペック
型番 :MINISFORUM UM773 Lite
CPU :AMD Ryzen 7 7735HS(8コア/16スレッド、Zen3+)
メモリ:32GB(DDR5-4800)
SSD :1TB(PCIe Gen4 SSD)
OS :Windows11 Home
GPU :Radeon 680M Graphics(CPU内蔵、RDNA2)
サイズ:幅127×奥行き128×高さ47mm / 約600g
・これまでのPCのスペック
型番 :HP ENVY 750-180jp
CPU :intel Core i7-6700K(4コア/8スレッド)
メモリ:32GB(DDR4-2133)
SSD :256GB SSD (PCI Express, M.2接続 AHCI)+ 3TB HDD x 2
OS :Windows10 Home(64bit)
GPU :NVIDIA GeForce GTX 960 (2GB / GDDR5)
サイズ:幅163×奥行き395×高さ398mm
サイズ
ミニPCとしてはやや大きい方ですが、それでもこのサイズ。
本当に小さくて、手のひらサイズです。
CDケースよりちょっと大きいだけ
iPhone13と比べてみます
これまでのHPのミドルタワー機と比べると、ミニチュアのおもちゃみたいです
体積を比べてみると(リットルに換算しやすいように cm で計算)
新:12.7cm x 12.8cm x 4.70cm = 764㎤ = 0.764L(リットル)
旧:16.3cm x 39.5cm x 39.8cm = 25,625㎤ = 25.6L(リットル)
体積比:25.6L / 0.764L = 33.5
以前の機種の 33.5分の1の体積です。
付属品など
付属品です。
VESAマウンタ、2.5inch SSD/HDD接続用SATAケーブル、予備のゴム足が付属
ACアダプタは、昨年の発売時の他の方による紹介記事に比べるとずいぶん小さくなっています。
付属のHDMIケーブルは45cm程しかなく、モニタとの距離がある場合は使えません。
私も別の長いケーブルを使用中です。
スタンドが付属していて、立てられるのは良いですね。排熱的にもこの方が良さそうです。
インターフェース
インターフェースです。
前面は左から、リセット(CMOSクリア)、電源スイッチ、3.5mmコンボジャック(マイク、ヘッドフォン)、USB4、USB-C(データ転送のみ)、DMIC(デジタルアレイマイク)
背面は左から、電源コネクター、有線LAN(2.5G)、USB3.2 Gen2 Type-A×2、HDMI(4K@60Hz)×2、USB2.0 Type-A×2
側面、PS/Eマーク等ちゃんとあります。
CPUベンチマーク
CPUのベンチマーク。
PassMark(M)はマルチコア、 PassMark(S)はシングルコアの値。
・Ryzen 7 7735HS は今回購入したPCのCPU
・Core i7-6700K は2016年購入のPCのCPU
CPU | PassMark(M) | PassMark(S) |
Ryzen 7 7735HS | 24261 | 3384 |
Core i7-6700K | 8936 | 2508 |
・参考に、現在ミニPCでよく使われているCPUの値です。
CPU | PassMark(M) | PassMark(S) |
Ryzen 9 7940HS | 30489 | 3689 |
Ryzen 9 6900HX | 24881 | 3439 |
Core i5-12450H | 17414 | 3426 |
Intel N100 | 5638 | 1967 |
(参照するページを変更したため、数値がわずかに変わりました (2024/2/4) 参照先のページは下記のリンク)
GPUベンチマーク
3DMarkは私が実測した値。
・Radeon 680M は今回購入したPCのCPUに内蔵されたGPU
・GeForce GTX960 は2016年購入のPCに取り付けた、当時中程度性能のグラボGPU
GPU | PassMark | 3DMark |
Radeon 680M | 6167 | 2758 |
GeForce GTX960 | 6055 | 2293 |
GeForce GTX960 は、2015年デビューのGPUですが、今でもそれ程重くないゲームなら十分動きます。
今回購入したPCのCPU(Ryzen 7 7735HS)に内蔵された Radeon 680M は、その外付けのグラボをやや上回る性能だということがわかります。
3D性能に関しては、今回性能が下がるかなと思っていたので、うれしい誤算でした。Ryzen の中位以上のCPUであれば、もはや内臓のGPUで軽いゲームなどは十分動くということですね。
↓ 3DMark の Results 画面(Ryzen 7 7735HS内臓のRadeon 680M)数値の下に "Excellent" と表示されました。
(PassMark の値を参照するページを変更したため、数値がわずかに変わりました (2024/2/4) 参照先のページは下記のリンク)
まとめ
小さいPCですが、ファンの音はまったくといってよいほど聞こえません。
この点は自分としてはかなり気になっていた点なので、買う前に相当詳しくamazonのレビュー等を読んだかいがありました。
以前のPCに比べて、体積は 33.5分の1 😁
速度は作業によって違いますが、体感では1.5~2倍くらいかな?
エクセルの起動とかはビックリする程速いです。
ビデオの編集でもやればもっと差がつくんだろうと思いますが。
耐久性等まだわかりませんが、今のところ買って大正解ですね。😄
これで7万円ちょっとというのは、すごい時代になったものだと思います。
⬇️ その②、③に続きます。