ずっとこのブログで取り上げてきた、NHKの知的エンターテイメント番組「笑わない数学」ですが、なんと単行本が発売になるそうです。
昨日まで全く知らなかったので、かなりビックリ!
2023年12月11日発売 単行本、 電子書籍 "Kindle版" 共に ¥1,980
↓これで飛ぶと"Kindle版"になるようです。単行本が欲しい方は注意
amazonの紹介ページから引用(Kindle版)
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NHK「笑わない数学」待望の書籍化! 数学ファン必携の1冊!
番組内容の焼き直しではなく、番組に盛り込めなかった数々のエピソードや驚きの数学理論を可能な限り盛り込んだ1冊。
番組で取り上げた内容も書籍用に表現を改め、構成を再構築するなど、書籍ならではの楽しさと工夫を散りばめました。
全ページフルカラーにすることで、紙面を見やすく構成し、視聴者から好評を博した番組オリジナルCGを多数収録しました。
数学ファンだけでなく、「数学に興味を抱く小中高生」、「数学に挫折した経験のある方」など幅広い方に数学を楽しんでいただける数”楽”入門書です。
天才数学者たちを苦しめてきた数々の難問、そして美しくも不思議な知の世界を、どうぞお楽しみください。
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収録されているテーマは6つ
「素数」「無限」「四色問題」「フェルマーの最終定理」「確率論」「ガロア理論」
私はテレビ番組の方は見ましたが、「素数」「無限」「フェルマーの最終定理」「確率論」あたりのテーマはかなり興味深いものがありました。
学校の現場にいた者として、小学校の高学年から中学生・高校生あたりにぜひ読んでもらいたいなと思います。(ちょっと値段は高いですが)
数学が得意じゃ無くても良いんですよ。得意かどうかと、面白いと思うかどうかは別問題ですから。
また、大人の方々も「数学のテストで苦労した」とか「私は文系だから」とか関係なく、年齢がいくつになっても興味を持てる内容だと思います。
私自身も数学は嫌いではなかったけれど、テスト等では苦労しました。
いまさら数学者になる訳じゃないんですから、「数学」を教養として楽しんでみてはいかがでしょうか。
カラーのCGページが多いようなので、電子書籍 "Kindle版" よりも、単行本の方が良いかもしれません。
ネットで買う時には、単行本なのか、電子書籍 "Kindle版" なのか気をつけてください。
しかし、先日放送された「笑わない数学・BSD予想」の時に、この本に全く触れなかったというのがいかにもNHKらしいですね 😄