"四角い箱のような形をしたパン焼き器がパンを食べている漫画のようなタッチの画像"
毎月1回、月末最終木曜日のお楽しみ!
魔改造の夜 第7回「ホームベーカリー パン大食い競争」を見ました。
2023/11/30 NHK総合で放送
今回の番組の内容です。
NHKホームページより引用
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第7回 ホームベーカリー パン大食い競争
ようこそ夜会へ!超一流エンジニアがおもちゃ家電などを極限のアイデアとテクニックで「怪物マシン」に大改造!今回は「ホームベーカリーパン大食い競争」興奮歓喜の72分
ホームベーカリーが魔改造され自ら焼いたパンを走り回って食べる!挑むのは…初の外資!ドイツの自動車関連の巨大企業Cネンタル。魔改造の夜・初回で惨敗、3年越しリベンジを狙うT大。日本を代表する総合電機巨大メーカーで経営の混乱続いたT芝。3チームの誇りかけた闘い!違う高さに吊られたパン10個、時間は1分。高速で走り、高さ変えつつカーブ走行。重いマシンは故障多発。超難題に苦悩も…モンスター誕生!完食なるか
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今回も楽しくて、またウルッとくるような場面もある、期待を裏切らない内容でした。
出てくる技術者の方々が、限られた時間の中で苦労しながらも、子供のようにとても楽しげに挑戦していたのが印象に残ります。
このような番組を見るたびに、技術屋さんになれば楽しかったかなと思う事がありますね。
(楽しいだけじゃないことは、当然わかっているつもりですが・・・)
★注意! 以下、内容に少しだけ触れます。
(結果等は書いていません)
見ていて印象が良かったのは、辛口な紹介をされ司会者たちからもいじられていたT芝のマシン開発の紹介でした。
社員たちが勝つために無難な試作機を作ってきたら、社長がハッパをかけます。
「まだ遊びが足りない気がする。魔改造とは何なのか?」
「クレイジーなことをやったぞと。勝敗は関係なく、面白いぞって思ってもらえる成果を出して欲しい」
その結果、T芝のマシンだけが、ホームベーカリー本体がパンを食べに行く形に改良されていきます。
思わす、T芝色々あったけど、いい社長さんで、いい会社じゃないかと思ってしまいました。
(そんな単純なものじゃないんでしょうけど・・・)
ひとつだけとても残念だったのが、この番組で初めて人間によるリモコン操作だった点です。
(これまでの回はすべて、最初にスイッチを入れたらあとは機械が勝手に動いていく自走式でした)
個人的感覚ですが、自走式こそが本当のロボットで、リモコン操作になってしまうとそこには人間が介在する部分が大きくなってしまい、もはやそれはロボットとは言えなくなってしまうんじゃないか、と思っています。
例えば、素晴らしいマシンを作ったとしても、オペレーターの人間のちょっとした操作ミスで、簡単に脱輪したり誤動作したりする事が起こりえます。それはマシンの技術的な問題ではなく、人間のおかしたミスということです。
高専生や大学生が戦っているロボコン(ロボットコンテスト)もそうでしたが、いつしかリモコン操作のルールが増えてきて、今は以前ほどは見なくなってしまいました。
ロボットとも言えず、小さな子供向けのものですが、テーブルの端に来たら自分で向きを変えて決して落ちないというオモチャがあります。
こういうオモチャは大好きで、目の前で動いていたら思わず見入ってしまいます。
例えば、これを人間がリモコンで操作していたとしたら、テーブルから落ちるか落ちないかは、機械の性能ではなく単なる人間の操作でしかなくなってしまって、一気に興味が失せてしまいます。
(これ「絶対に落ちない」ことから、合格祈願用に人気があるそうです 😊)
自分自身は自動車の運転も好きで、将来完全な自動運転になってしまったら、つまらないだろうな、とは思います。
言っていることに矛盾もあるかもしれませんが、そこは自走するロボットの技術的な素晴らしさと、自分で機械を操作する楽しさとの違いだと考えています。
次回の放送も期待したいですね。
年末だけど通常通りの放送です。
12月28日(木)夜7:30~
「カメレオンちゃんダーツ」
NHK+ での配信期限 12月7日を過ぎても、
NHKオンデマンドで見ることができます(有料)
*この記事のイラストは、Image Creator の AI によって作成されました