サバのトランク

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訃報が続きますね

連日のように、有名な方の訃報がニュースに流れますね。

私にとっては、年が改まってすぐ立て続けに、1月の高橋幸宏氏と3月の坂本龍一氏の訃報に触れたのは、特にショックでした。
ユキヒロと教授が!

YMOが好きだったということも当然あるんですが、70歳と71歳という亡くなられた年齢に改めて衝撃がありました。

(お二人とも1952年の生まれですね。学年はひとつ違いますが)


世界ツアーを行い、その人気を逆輸入させて日本での凱旋ツアーをやっていた YMOをまぶしく見ていた、1979年から80年頃。
その頃の自分自身は十代の最後あたり、何者でもない大学生だったわけで、YMOのメンバーは断然年上のすごい大人だと、勝手な印象を持っていたような気がします。
しかし訃報に接して、実際には高橋・坂本両氏と自分とは10歳も年は離れておらず、
「そんなに年が近かったのか!」と、改めて驚いたというか、感慨深いものがありました。

彼らと自分を比べるべくも無いのですが、若かった自分にとっての印象というものはいつまで経っても変わらずに残っているものだなと、しみじみと思いつつ、お二人の早すぎた死をとても残念に思ったものでした。

2月には、松本零士氏も亡くなりました。
やはりその何者でも無かった自分自身の学生時代を思い出し、
当時よく読んでいた男おいどんを全巻電子書籍で買い直しました。
(まさか、電子書籍化されているとは思わなかったので、驚きました)

数十年ぶりに読み直すと、主人公の「上手くいかない、情けない若者の姿」に笑いつつも泣けてきます。
今の若い人にとっては、時代が違うので描写されているシチュエーションがよくわからなかったり、「男の意地」というような言葉も現代には合わないのかな、とは思います。

でも、松本零士といえば「宇宙戦艦ヤマト」と「銀河鉄道999」しか知らないという人は読んでみてはいかが?
結構インパクトはでかいと思いますよ。

 

亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。