時間が経ってしまったが、2024年の末に iClever DK02 というキーボードを購入した。
iClever DK02を選んだ理由
少し前まで、茶軸のメカニカルキーボード等を使っていた。キータッチは良いのだが、自宅の個室ではない場所で使うにはどうしても音が大き過ぎる。
そこで、今度は静かな小型キーボードを探した。
条件としては、
・パンタグラフ式
・無線方式である事
・PCのボリューム制御が1つのキーでできること
パンタグラフ式としたのは、以前使った時にまあまあ悪くはないキータッチだったから。
メンブレン式はエンターキー等の大きいキーの入力がうまくいかなかったり、タッチが悪かったりと、もうあまり使う気にはならない。
PCのボリューム制御は、その機能が無ければ無いで、AutoHotKey などのソフトウェアで変更はできるのだが ⬇️、 最初からあればあったに越したことはない。
以前、iClever G03という赤軸のメカニカルキーボードを使っていて ⬇️
割と良い印象だったので、同じメーカーのもので、上記の条件に当てはまったのが、この iClever DK02だった。
外観とサイズ
外箱 ⬇️

本体 ⬇️

一般的なテンキーレスサイズの、エレコムTK-FDM105TXBK(下)と比べると相当小さい ⬇️

安くお手軽なメンブレンだが、意外と使いやすい、サンワサプライ SKB-KG3WN2と比較してみる(上がSKB-KG3WN2、下がiClever DK02)。
一般的な省スペースキーボードであるSKB-KG3WN2よりも一回り小さいことがわかる ⬇️

⬆️(SKB-KG3WN2の一部のキーには黒いグリップシートというものを貼ってある)
iClever DK02のサイズは
28.5×11.7×2.2cm
327g
価格は、Amazonでは税込みで、
シルバーホワイトが3,119円(この記事の写真の色)
グレーブラックが3,229円
(2025年8月1日現在)
接続
ドングルを使っての2.4Ghzの接続と、Bluetoothが2つの、合計3台のデバイスと無線接続できる。
Fn + Q, W, E キーで切り替えできるので、PC、タブレット、スマホみたいな感じで、切替えて使いたい人にはとても便利だろう。
OSも、Windows、Mac、iOS、Android、Chrome OSと互換性がある。
充電は、USB-Cケーブルが付属していて、200時間使用可能。
特徴
F1~F12キーが、特殊機能の方が優先されているのが特徴的とはいえると思う。
(最近の小さいキーボードはこのタイプも多くなっているようだが)
どういうことかというと、F1~F12キーを押したときに、ソフトウェアから通常割り当てられた働きではなく、特殊機能(マルチメディア機能等)が動作する。
つまり、F1を押すと通常の「ヘルプ機能」とかではなく、「明るさダウン」の動作をする。
通常のF1~F12キーの動作をさせたい場合は、Fn + F1~F12キーを使うことになる。
私の場合は、家族といることの多い部屋で使っているので、「消音」機能を単独のキーだけで使えると非常に便利。
そしてこのキーボードなら、F9を押すとトグルとなって、ボリュームオン・オフが可能となる。
逆に、通常のF1~F12の機能を頻繁に使う人には使いにくいといえるだろう。
打鍵感
キータッチは軽く、そして静か。
パンタグラフ式なので、キータッチの感触も良好。
本体もしっかりしているので、たわんだり、きしんだりする感じも全くない。
小さく見えるが、キーピッチは 19mmあるので、通常のキーボードと同じ。
特殊なキーを除いて、小さくて打ちづらいということは全くない。
まとめ
しっかりした筐体と、小さく見えても19mmのキーピッチが確保されていて、3台のデバイスと接続可能。
そして、この性能で3千円ちょっとというのは、個人的には抜群のコストパフォーマンスだと思う。
2台のキーボードを使っただけだが、この iClever という会社は良心的で良い製品を作っているという非常に良い印象を持っている。
ただ、私は「カッコ」や「¥」、「矢印キー」を割と使うので、それらのキーが、他のキーより小さすぎるのが気になった ⬇️

ただし、小さいだけあって省スペース性は抜群だ。
マウスではなくトラックボール(写真の機種はロジクール M575SPGR)と組み合わせれば、かなり狭い場所でも十分に使える ⬇️

⬆️(一部のキーにはタッチタイプしやすいように、黒いグリップシートというものを貼ってある)
全体を少しだけ大きくしても良いから、前述のキーを通常のサイズにしてくれたら、価格も含めてベストに近いなとは思うんだが・・・
それでも、やっぱりコストパフォーマンスは抜群だ!