*この記事は、ソフトウェアメーカーからの依頼により執筆している。
*内容は、バックアップソフトウェア RecoveryFox AI を実際に私(サバ)が使用しての紹介記事となっている。
RecoveryFox AI の概要
RecoveryFox AI は Windows用のデータ復元ソフトウェアである。
無料ダウンロードができるので、体験版を使うことができるが、そのままの「未登録バージョン」ではデータのスキャンとプレビューまでしかできない。
実際のファイルの復元と保存は有料版が必要になる。
ライセンスは、1週間、1ヶ月、1年間、永久版と4種類があり、当然料金は異なっている。
★メーカーの製品紹介のページ(下にスクロールすると料金も出てくる)⬇️
使用したPCのスペックとドライブ構成
今回使用したPCのスペック ⬇️
RAM:16GB
OS:Windows11 Pro 24H2

RecoveryFox AI のダウンロードとインストール
RecoveryFox AI をダウンロードするには、下記のサイトに飛び ⬇️
⬆️ ページの下の方にある(画面が小さいPCの場合は要スクロール)「↓無料ダウンロード」をクリックすると "recoveryfoxai.exe" というファイルがダウンロードされるので、これを実行すればよい。
画面のずっと下にスクロールすれば、「製品の購入」も出てくる。
★ RecoveryFox AI のアイコンはこれ ⬇️

USBドライブで消去したファイルの復元
USBドライブ(F:)のファイルを削除する
USBドライブ(F:)に4つのファイルを用意した。
左から jpg, mov, txt, mp3(画像、動画、テキスト、音楽)のファイル ⬇️

4つのファイルを削除する。
USBドライブはリムーバルメディアなので「ごみ箱」には入らず、いきなり「完全な削除」となる ⬇️

空になった USBドライブ(F:) ⬇️

RecoveryFox AI の起動
RecoveryFox AI を起動する ⬇️

左側にドライブ構成が示されるので、USBドライブ(F:)を選択 ⬇️
(この画面では外付けUSBドライブかどうかは区別されないので、ドライブレター(F:)を確認する必要がある)

スキャンとプレビュー
USBドライブ(F:)を指定すると、すぐにファイルのスキャンが始まる。
クイックスキャンはすぐに終わり、続いて AIスキャンが始まる(左下)⬇️

スキャンが終わり、クイックスキャンで4つ、AIスキャンで1つのファイルが検出された ⬇️

左のフォルダを指定すると、右側に検出されたファイルが表示される。
ここではクイックスキャンによって、4つのファイルがファイル名も正しく検出されているようだ ⬇️

ファイルを選択し、右クリックすると「内容プレビュー」と、個別の「ファイル復元」ができる ⬇️

プレビューモードに入ってみると、そのフォルダにある他のファイルのプレビューも可能だ。
画像ファイル(jpgファイル)のプレビューを見ることができた ⬇️

しかし、その他の動画、音楽ファイルのプレビューは見ることができず、テキストファイルはプレビューでは文字化けしていた ⬇️

ファイルの復元と保存
スキャンが終わったので、クイックスキャンで検出された4つのファイルにチェックを入れ ⬇️

AIスキャンで検出された1つのファイルにもチェックを入れた後、右下の「データ復元」をクリック ⬇️

復元ファイルの保存先を指定する。
(特に注意は出ないが、復元したいファイルがあるドライブ以外のドライブを選ぶ方が良い)
ここでは、デスクトップの「復元用フォルダ」を指定した ⬇️

復元中の画面 ⬇️

復元が完了した。OKすると保存先のフォルダが開かれる ⬇️

デスクトップの復元用フォルダに「ローカルディスク(F)」というフォルダがつくられている ⬇️

ローカルディスク(F)フォルダの中に、AIスキャンとクイックスキャンのフォルダがある ⬇️

クイックスキャンの中に4つのファイルが復元されているようだ。
ファイル名とファイルの種類、サムネイルも大丈夫そうだ ⬇️

重ねているので、ちょっと分かりづらいが、画像、動画、音楽、テキストの各ファイルが全く問題なく復元されていた ⬇️

AIスキャンに入っていた画像ファイル(jpg)は、検出はされたものの表示することはできなかった ⬇️

とはいえ、USBドライブ(F:)から「完全な削除」した4つのファイルは、クイックスキャンで4つとも完全に復元された。
AIスキャンで検出されたのは、恐らく音楽ファイルに付属していたアルバムアートワーク(ジャケット写真)だと考えられるが、復元されなくても全く問題は無い。
フォーマットしたUSBドライブからのファイルの復元
ファイルを完全削除したUSBドライブからは、完璧にファイルが復元されたわけだが、フォーマットをしたらどうなるだろうか。
クイックフォーマットからの復元
まずは、さきほど使ったUSBドライブを「クイックフォーマット」してみる ⬇️

「フォーマット終了」と表示された直後に RecoveryFox AI を起動してみた。
AIスキャンによって、jpg, mov, mp3 のファイルが検出されている ⬇️

実際にjpg, mov, mp3 (画像、動画、音楽)の3つのファイルが復元された。
テキストファイルだけは検出されなかったようだ ⬇️

完全なフォーマットからの復元
さらに、さきほど使ったUSBドライブを「クイックフォーマット」ではなく「完全にフォーマット」してみる(クイックフォーマットのチェックを外す)⬇️

さすがに、完全にフォーマットしたUSBドライブからは、ファイルは検出されなかった(左上の検出されたファイルの数が "0" (ゼロ)になっている) ⬇️

少し大きな動画ファイルの復元
上記のテストで使った動画ファイルは16MB程度のものだったので、90MB、210MB程度とやや大きい動画ファイルと、1.5MBという小さな動画ファイルでも試してみた。
方法は、この記事の最初で試したのと同じく、単にUSBドライブから消去し(ごみ箱には入らず「完全な削除」となる)、復元を試みた。
4つの動画ファイル ⬇️

動画ファイルのサイズ ⬇️

4つの動画ファイルを削除する。
USBドライブはリムーバルメディアなので「ごみ箱」には入らず、いきなり「完全な削除」となる ⬇️

ここでもクイックスキャンで、4つとも復元されたようだ ⬇️

1つだけ載せるが、4つの動画ファイルは無事復元され再生することができた ⬇️

ごみ箱をからの復元
通常、内蔵のSSDやHDDに保存されたファイルを削除した場合、そのファイルは実際に削除されたわけではなく、「ごみ箱」に移動されているに過ぎない。
この「ごみ箱」のファイルは「元に戻す」を選べば、復元することができる。
しかし、その後「ごみ箱を空にする」という操作をすると基本的には復元はできなくなる。
そこで、今回取り上げたようなソフトウェアの出番となるのだろうが、今回私が試した限りでは、「ごみ箱を空にする」操作の後では、ファイルはうまく復元することはできなかった。
私のPC環境に問題があるのかもしれないが、私の知識ではこの原因については今のところわかっていない。
まとめ
RecoveryFox AI について、USBドライブから削除してしまったファイルの復元についてレビューしてきた。
今回使用したPCは5年以上前のものであり、全く高速ではないのだが、RecoveryFox AI は軽快に動作しストレス無く操作することができた。
また、インターフェイスも非常に分かりやすく、マニュアルなどを見ることもなく直感的に使用可能であった。
少しだけ分かりにくかった点といえば、プレビューを見るためのメニューが無く、ファイルの右クリックからしかプレビューモードに入れなかった点くらいか。
同じくプレビューに関連してだが、今回のファイル操作では画像ファイル(jpg)のプレビューはできたが、動画や音楽ファイルのプレビューはできず、テキストファイルも文字化けした。
今後、バージョンアップでの改良を求めるとすれば、唯一この点を挙げておきたい。
AI搭載というのも最近のトレンドだろうが、USBドライブから完全削除されたファイルが「クイックスキャン」だけで全て復元できたのは素晴らしいと思う。
PCを利用している時、データは内蔵ドライブではなく、USBドライブやSDメモリーカードなどに保存する場合もあるだろう。
今すぐにファイルの復元をする必要が無いとしても、RecoveryFox AI のようなソフトウェアの無料お試し版をインストールしておき、この記事に載せたようなUSBドライブやSDメモリーカードでの復元(無料版ではプレビューまでだが)を試しておくと、いざという時にあわてないですむだろう。
一度試しておくことをお勧めしたい。
