2024年11月に、HP ProDesk 400 G4 DM(2019年発売)の整備済中古PCを買いました。
これまで記事①~⑥で、性能などを紹介してきました。
ラストの1回として、この⑦は HP Support Assistant と BIOSのアップデートについてです。
HP Support Assistant
HP Support Assistant は、メーカーのHPが新品のPCにインストールし、新しいドライバーや修正プログラムなどをチェックし、通知とインストールをしてくれるソフトウェアです。
中古のHPのPCの場合でも、HPのサイトからダウンロードが可能なので、⬇️
今回購入した中古PCにもインストールしてみました ⬇️
正常にインストールされるとタスクバーに "?" のアイコンが現れ、新しい情報があると、赤い "!" マークが付きます ⬇️
とりあえず「デバイスの仕様」を見てみると、このPCは 2019/5/10 に最初に電源が入れられ、2024/5/9 に5年経って保証期限が切れたということがわかりました。
きっちり5年使われて中古市場に出てきているので、やはり官公庁か大手企業からのリースバックで間違いないでしょう ⬇️
これは、2024年11月に購入直後にチェックした画像ですが、色々なドライバーなどのバージョンアップが4件あり、言われるがままにインストールしました。
この時に1回目のBIOSのアップデートも行いました ⬇️
2度目のBIOSのアップデート
2025年になった1月下旬、再びタスクバーのアイコンに赤い "!" マークが付きました ⬇️
「何だ、何だ?」と思って見てみると、まさかの2回目の BIOSアップデート(HP Firmware Pack(Q23))のお知らせ!⬇️
ちなみに、これまでのBIOSは、Ver.02.27.00 ⬇️
指示に従って、インストールしていきます ⬇️
PCを再起動すると、Windowsの起動前に BIOSのアップデートが行われました。
(Ver.02.27.00 → Ver.02.30.00)⬇️
(バージョンアップの内容については、BIOSのダウンロードページで調べてみましたが、「修正および機能向上」としか書かれていませんでした)⬇️
BIOSアップデートに続いて、Intel Manegement Engine ファームウェアのアップデートも行われました。
こちらはセキュリティの脆弱性に対するパッチのようです。
(Ver.12.0.94.2380 → Ver.12.0.96.2562)⬇️
⚠️⚠️⚠️
⬆️ 画面にも書かれているように、BIOSやファームウェアのアップデート中は決してリセットしたり、電源を切ったりしないようにしてください。PCが起動できなくなる可能性があります。
(DO NOT reset, turn off, or remove power from the system during the update! )
⚠️⚠️⚠️
その後、無事Windows11が起動し、BIOS Ver.02.30.00となった事が確認できました ⬇️
まとめ
2019年に販売が終わっている5年落ちのPCにもかかわらず、BIOSのアップデートをきちんとしてくれるとは、はっきり言って驚きでした 😮
同じBIOSを使っている現行機種があるのかもしれませんが、それにしてもこのサポートはすばらしいですね。
HPはPC内部のアクセスもしやすいように工夫されていますし、おまけにこのサポートの充実ぶり!
多少高くても「やはり、大手メーカーのPCを選ぶ意味はあるな!」と、今回改めて思いました。
(私が買ったのは激安の整備済中古PCでしたが・・・ 😁 でも、たとえ中古でも今回の件でHPへの信頼感は爆上がりですね! )
★「HPの整備済中古PCを買ってみた」シリーズは、この ⑦ の記事で終了するつもりです(今後何かトピックがあれば ⑧ 以降を書くかもしれません)。
★ このシリーズの過去記事 ⬇️